逗子ストーカー殺人 市は慰謝料争う姿勢
2016年12月26日 14:15
神奈川・逗子市で起きたストーカー殺人事件で、「加害者側に住所を漏らした」として被害者の夫が市を訴えた裁判で、市側は慰謝料の金額について争う姿勢を明らかにした。
この事件は4年前、逗子市のアパートで三好梨絵さん(33)が元交際相手の男からストーカー行為を受けた末に殺害されたもの。
犯行前日、加害者側から依頼を受けた探偵業者の男が市に電話をかけ三好さんの住所を聞き出していて、三好さんの夫は、逗子市に1000万円の慰謝料を求めて提訴していた。
26日から始まった裁判で、逗子市側は住所漏えいとプライバシー侵害の事実については認めた。
その一方で、「三好さんが亡くなることまでは予測できなかった」などとして慰謝料の金額については争う姿勢を明らかにした。
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